⚠溺愛注意予報
「ありがとう」
「なあ、奈緒」
「ん?」
「風は奈緒に告白をした?」
「……」


奈緒の表情に曇りの色が見えた。これ以上聞いたらいけないと分かっているはずなのに、自分の気持ちを伝える事が出来た風に嫉妬してしまい止められない__


「正直に話して」
「う、ん。気付いてたんだね……。
やっぱり、風の気持ちに気付かなかった私は鈍いのかな?」


ああ、鈍い。

て、事は俺の気持ちにも一切気付いてないだろう。

だから、こんだけ無防備になれるんだと思う。
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