恋するgirl☆~永遠の愛~



あれから、孝幸とは会ってない。


ちな達も心配してくれた。


私は孝幸からの突然の別れ…


別れなのかな…孝幸は何も言ってくれなかった…。
どうして?全然分かんないよ…


「瞳~。聞いてんのかよ~?」


あの日から朔夜くんとは少し距離が近くなった気がする。


今日も朔夜くんがよく来るクラブにいる。

来たことがない空間に私はちょっとちっこくなってる。


周りでは踊ってる人、お酒を飲んでる人、イチャイチャし始めてるカップル。


「ごめんっ…何?」


「だから今度、親父の新しくできたホテルの完成披露パーティーがあんの。それに瞳にきてほしいんだよ?」


「えっ?何で私が?」


私が来るようなパーティーじゃないよ?


「親父に瞳の事話したら、会わせろってさ。なっ?紹介したいからさ。」


結局行く約束をした。


―――ックラ…


あれ?何か体が熱くてぼーっとする。

何で?


「瞳…酔っちゃた?」


えっ…?もしかして、このコーラ、お酒入ってる?…やばい。すごいぼーっとする。


すると朔夜くんが私に近付いてきて、そのままソファーに押した倒した。


「ちょっ…朔夜くんッ。やめて…」


これってやばい…ッ?
でも力入んないよぉ…。


「大丈夫だって。みんなだってほら…」


おぼろげに周りを見ると、至る所で男女が絡まり始めていた。


やっぱりヤバいよ!!





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