素直になれない雪乙女は眠れる竜騎士に甘くとかされる
 子犬がミルクを舐めるように自分の体を舐め続けるアリスを見つつ、ゴトフリーは必死で動くのを我慢しているようだ。自分勝手な情けない嫉妬に駆られて動いてしまった自分を罰そうとする気持ちもあるのかもしれない。

 ちゅうっと彼の乳首を吸い込むとびくっと体がふるえた。気持ち良い場所を見つけたアリスは、何度も吸ったりかるく噛んだりを繰り返して左右の尖りに刺激を与えていった。懸命に愛撫を施すアリスの股間の辺りに何か硬いものが当たったような気がして、振り返ると薄い下着を突き破るように大きくなったものが見えた。

 ふふっと笑ってアリスは彼の足の上に移動して、下着をずらした。勢い良く飛び出したものに目を瞬いてしまう。

「ほんと、おっきいね……これで標準なの? これよりもっと大きい人って居るの……?」

 以前に自分の中にも入ったわけだから、このゴトフリーについている大きなものが自分に入るのは理屈ではわかっている。でも、これ以上大きいなんて絶対入らないと確信してしまう。

「……居るよ……興味あるの?」
< 147 / 292 >

この作品をシェア

pagetop