【6/5書籍発売】素直になれない雪乙女は眠れる竜騎士に甘くとかされる【9/12シーモア先行コミカライズ連載開始】
軽口を叩いたゴトフリーの頭を小突いたレンドールは呆れた顔をした。
「独り者の先輩によく言うよ……え。もしかしてこの子、例の経費窓口の子か。どうやって口説き落としたんだよ」
「それは言えないです。すみません。さ、行こう。アリス、今日は天気も良いから外で食べると気持ち良いよ」
思わず固まっているアリスの背中を押してゴトフリーは歩き出した。機動性を重んじているせいか、竜騎士団の部屋は執務棟の一階に位置しているから、中庭はすぐそこだ。建物に囲まれているから冷たい風にも晒されないし、彼の言った通りぽかぽかする程の陽気だから、この季節に外で食べても寒い思いはしなくて良さそうだ。
「あ、あのねっ……今日はゴトフリーの好きなお肉の入ったサンドイッチにしたんだ。調子に乗ってたくさん作りすぎたから食べきれないかも」
そう言うアリスの持った大きなバッグを取りながら、ゴトフリーは優しく言った。
「今日は朝から鍛錬だったから、お腹ぺこぺこなんだ。どれだけあるかわからないけど、多分全部食べられると思うよ。もし食べきれなくても、持って帰りたいから心配しないで」
「独り者の先輩によく言うよ……え。もしかしてこの子、例の経費窓口の子か。どうやって口説き落としたんだよ」
「それは言えないです。すみません。さ、行こう。アリス、今日は天気も良いから外で食べると気持ち良いよ」
思わず固まっているアリスの背中を押してゴトフリーは歩き出した。機動性を重んじているせいか、竜騎士団の部屋は執務棟の一階に位置しているから、中庭はすぐそこだ。建物に囲まれているから冷たい風にも晒されないし、彼の言った通りぽかぽかする程の陽気だから、この季節に外で食べても寒い思いはしなくて良さそうだ。
「あ、あのねっ……今日はゴトフリーの好きなお肉の入ったサンドイッチにしたんだ。調子に乗ってたくさん作りすぎたから食べきれないかも」
そう言うアリスの持った大きなバッグを取りながら、ゴトフリーは優しく言った。
「今日は朝から鍛錬だったから、お腹ぺこぺこなんだ。どれだけあるかわからないけど、多分全部食べられると思うよ。もし食べきれなくても、持って帰りたいから心配しないで」