【6/5書籍発売】素直になれない雪乙女は眠れる竜騎士に甘くとかされる【9/12シーモア先行コミカライズ連載開始】
 足がつかなくて、自然と彼の体に手足を巻きつけるような体勢になった。自重で繋がった部分がより深く突き刺さるような気がする。時間はかけないと言ったその言葉の通り、ゴトフリーの動きは性急だ。がつがつとしたその荒々しい動きに身を任せると甘美な悦びに酔った。

 ぐちゅぐちゅとした水音が暗い部屋に響き、速さを増していく抜き差しにアリスは思わず甘い声をあげた。

「……やっ……あっ……あっ……やだっ……きもちいっ……いっちゃうっ……」

 そして、その高められた絶頂に身をふるわせた瞬間、お腹の中に熱い熱が放たれたのを感じた。ゴトフリーの腰は何度かその膣奥に擦り付けるように動いてから、間近にあった荒い息を吐くアリスの唇にキスをしてそれから彼は言った。

「ごめん、アリス。久しぶりの君を見たら、どうしても我慢出来なかった……お願いだから、嫌いにならないで」

「……ゴトフリー?」

 切望するようなその目は今まで見た事がないものだった。
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