【6/5書籍発売】素直になれない雪乙女は眠れる竜騎士に甘くとかされる【9/12シーモア先行コミカライズ連載開始】
 ぴんと快感の溜まっている胸の先を爪で弾いて、アリスが恥ずかしそうに震える声を出すのを待っていた。

「……ち、乳首、舐めてっ……」

 そんな言葉を使うのは、もちろん初めてのアリスの羞恥に赤くなっている顔をふーんと首を傾げて満足気に見やる。

「よく出来ました」

 ふっと微笑むとゴトフリーは好物を前にした大型の獣のように、大きく口を開けてアリスの右の胸にかぶりついた。その濡れた口内の熱さを敏感に感じて、そこに溜まっていた快感が自分の中に吹き出すのをアリスは感じた。

 左の胸の先には硬い指先が弄り出している、右胸は吸い上げられていて、その大きな快感をうまく逃がせなくてあまい声をあげてしまう。どこか浮遊感を感じて自分が自分じゃなくなってしまうような、そんな気もしてアリスは首を振った。

「ん、ふわあっ……やっ……やあ、やだ。やだやだ」

「舐めてって言ったり、やだって言ったり我儘だなあ」
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