【6/5書籍発売】素直になれない雪乙女は眠れる竜騎士に甘くとかされる【9/12シーモア先行コミカライズ連載開始】
 くつくつと喉の奥で音をさせて笑うとアリスの体をもう片方の腕で抱き締めながら水音が鳴るその場所で、激しく指が動きはじめた。擦り上げられるその快感にぎゅっと彼の手がある方に腰を動かしてしまう。

「ん、腰動いてる。気持ち良いの?」

「すごい、気持ち良い」

 快感にとけた頭では何も考えられない。押し上げられて、どこか知らない場所まで浮き上がっていく。頭が真っ白になる、あの快感までもうすこし。

 急に手を止めたゴトフリーに、アリスは切望するような眼差しを向けてしまう。到達するまで、あとほんの数秒だったのに。

「そんな可愛い顔して見ないで、すぐにまた嫌になるくらいいかせてあげるから。いった後は締まるから、一回挿れてからね」

 ゴトフリーは起き上がると、下着に手をかけて脱いだ。ぶるんと出てきた臨戦態勢のそれに、アリスは目を見張った。

「え、おっきい」

 思ったことをそのまま出してしまう状態になっていたアリスに、苦笑するとゴトフリーは頬にキスをした。

「こういう時のお決まりの台詞をありがとう。でもまあ、俺のはサイズ的に標準なのは自分でもわかってるから、その代わり……」
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