【6/5書籍発売】素直になれない雪乙女は眠れる竜騎士に甘くとかされる【9/12シーモア先行コミカライズ連載開始】
 言葉を止めたゴトフリーは、首を傾げて言葉の続きを待っているアリスに優しく囁いた。

「持久力には自信あるから、いっぱい啼かせてあげるよ」

 その舌なめずりする獣のような表情に思わずぞくりとした。すぐその我が身に、そう言った言葉の意味を思い知るとは思わずに。

「挿れるね、結構濡らしたから、もう大丈夫だと思うんだけど」

 アリスを組み敷いて、その固い大きなものの先を蜜口に沿わせるようにぬるりと動かした。くちゅくちゅとした音を立てて、浅く抜き差しをしてからゆっくりと奥に向けて入り込んでいく。

「かなり狭いな? ……もしかして久しぶりだったりする?」

 眉を寄せつつつぶやいたその言葉に、思わずこくこくと頷いたアリスに深いキスを仕掛けながら腰を進めていく。舌を擦り合わせるその作業に没頭して鈍い痛みを訴えるお腹の奥は、知らないふりをした。かなりゆっくりとした時間をかけて、恥骨同士がぶつかり合って彼が奥まで辿り着いたことを知る。

「ふっ……ふあっ……ああっ」

 やっとくっついていた顔が離れて快感と痛みに焦点の定まらないアリスを、見ながらゴトフリーは何かに耐えるようにうめいた。
< 31 / 292 >

この作品をシェア

pagetop