殺すように、愛して。
首には包帯を巻いていた。包帯の上から首輪はおかしいんじゃないか、包帯を巻いているから首輪はしなくてもいいんじゃないか、そう思って、そんな理由で、つけなかった。黛から貰ったものなのに、つけなかった。つけ忘れたわけじゃない。でも、黛がつけ忘れたというのなら、俺は首輪をつけ忘れたのだ。つけ忘れてごめんなさい。ごめんなさい。まゆずみ。まゆずみ。まゆずみ。もっと。俺は言うことを聞かずに自分勝手に判断を下したいけない子だから、もっと、もっと、壊してほしい。懲らしめてほしい。そうしてほしい。
「薄っぺらい防御な上に、緊張感ないね。でも、そっか、分かった。瀬那、わざと、首輪つけなかったんだね」
俺にとことん痛めつけてほしくて。可愛いね。グッと、足を喉に押し込まれる。か、は、と自然と歪な声が漏れ、俺は両手でゆるゆると彼の足に触れていた。重たく感じる長ズボン。今日の彼の肌面積はきっと少ない。ああ、はは、あは、俺と同じ。まゆずみ。俺と同じ。
容赦なく俺を踏み潰す黛の長袖長ズボンの姿を思い浮かべて、思いのままに想像すると、露出が少ないことに逆に色気を感じ、まゆずみ、と死にかけたような声で呟いて、喜悦した。息ができなかった。死にそうだった。口を閉じられなかった。死にそうだった。まゆずみまゆずみまゆずみ。死にそうだった。
「運命だからって項噛ませて、噛んだ奴の臭いを全身にまとわりつかせて、勝手に死にかけて、これみよがしに挑発して、俺に人を殺させて、楽しかったね。快楽のために弟を利用しようとして、でもできなくて、挙げ句の果てには、嫌い見たくない気持ち悪いって気味悪がられて、それを俺に聞かれて興奮して、それも楽しかったね。一人で下手くそな、馬鹿みたいな、低脳な遊びして、へらへらへらへら。楽しいね。触って気持ちよくなることも我慢させられて、楽しいね。楽しいことばかりだね、瀬那」
「薄っぺらい防御な上に、緊張感ないね。でも、そっか、分かった。瀬那、わざと、首輪つけなかったんだね」
俺にとことん痛めつけてほしくて。可愛いね。グッと、足を喉に押し込まれる。か、は、と自然と歪な声が漏れ、俺は両手でゆるゆると彼の足に触れていた。重たく感じる長ズボン。今日の彼の肌面積はきっと少ない。ああ、はは、あは、俺と同じ。まゆずみ。俺と同じ。
容赦なく俺を踏み潰す黛の長袖長ズボンの姿を思い浮かべて、思いのままに想像すると、露出が少ないことに逆に色気を感じ、まゆずみ、と死にかけたような声で呟いて、喜悦した。息ができなかった。死にそうだった。口を閉じられなかった。死にそうだった。まゆずみまゆずみまゆずみ。死にそうだった。
「運命だからって項噛ませて、噛んだ奴の臭いを全身にまとわりつかせて、勝手に死にかけて、これみよがしに挑発して、俺に人を殺させて、楽しかったね。快楽のために弟を利用しようとして、でもできなくて、挙げ句の果てには、嫌い見たくない気持ち悪いって気味悪がられて、それを俺に聞かれて興奮して、それも楽しかったね。一人で下手くそな、馬鹿みたいな、低脳な遊びして、へらへらへらへら。楽しいね。触って気持ちよくなることも我慢させられて、楽しいね。楽しいことばかりだね、瀬那」