殺すように、愛して。
首踏まれて死にそうになってる瀬那、可愛いね。項噛ませた瀬那が悪いんだよ。可愛いね。人が死んだのも瀬那のせい。瀬那が死にかけてるのも瀬那のせい。瀬那が項を噛ませなければ、人は死なずに済んだし、弟とも今まで通りいい関係が築けていたかもしれないね。全部瀬那が悪いんだよ。瀬那が招いたことなんだよ。ああ、でも、全部わざとかな。瀬那は最初から俺に暴行されたくて、故意に噛ませたんだね。故意に約束を破ったんだね。意図的でなければ厳重注意で済んだのに、それが策士的なら注意なんかで済むわけがないよね。苦しみ喘いでばかりの瀬那、可愛いね。楽しくて気持ちのいい遊びだね。瀬那。
黛に殺されそうになりながら、黛の都合のいい考察に責められ続ける。彼の発言を拾うスマホが、絶え間なく彼の言葉を、声を、俺の両耳に直接伝えてくるため、もう既に犯されている脳は、独り善がりのようなそれに対して否定も肯定もできずに震えてばかりだった。あ、う、と口からは空気が漏れ、口の端からは涎が垂れ、黛の足を緩く掴む手からは痺れが伝わってくる。腰の辺りがゾワゾワ。下半身は膨張。冷めることのない、萎えることのない昂りに、理性は失われていく一方だった。まゆずみ。まゆずみ。あは、はは。俺。死にそう。まゆずみに殺される。まゆずみ。まゆずみ。息ができなくて、苦しくて、あは、気持ちいい。
乗っていた。俺も。黛も。乗っていた。乗っている。できあがっている。緩んでいた凹凸がかちりとはまり、サドとマゾが綺麗に結びつく。黛は典型的なサディストで、俺は典型的なマゾヒスト。お互いの属性を理解しているから、暴力も、ただの暴力にはならず、苦痛も、ただの苦痛にはならないのだ。黛によって強制的に構築された信頼関係が、他人には分からないであろう遊びを盛り上がらせる。黛だからよくて、黛だから気持ちがいい。
黛に殺されそうになりながら、黛の都合のいい考察に責められ続ける。彼の発言を拾うスマホが、絶え間なく彼の言葉を、声を、俺の両耳に直接伝えてくるため、もう既に犯されている脳は、独り善がりのようなそれに対して否定も肯定もできずに震えてばかりだった。あ、う、と口からは空気が漏れ、口の端からは涎が垂れ、黛の足を緩く掴む手からは痺れが伝わってくる。腰の辺りがゾワゾワ。下半身は膨張。冷めることのない、萎えることのない昂りに、理性は失われていく一方だった。まゆずみ。まゆずみ。あは、はは。俺。死にそう。まゆずみに殺される。まゆずみ。まゆずみ。息ができなくて、苦しくて、あは、気持ちいい。
乗っていた。俺も。黛も。乗っていた。乗っている。できあがっている。緩んでいた凹凸がかちりとはまり、サドとマゾが綺麗に結びつく。黛は典型的なサディストで、俺は典型的なマゾヒスト。お互いの属性を理解しているから、暴力も、ただの暴力にはならず、苦痛も、ただの苦痛にはならないのだ。黛によって強制的に構築された信頼関係が、他人には分からないであろう遊びを盛り上がらせる。黛だからよくて、黛だから気持ちがいい。