殺すように、愛して。
目をつけられたその時点で、蟻地獄のようにじわじわと黛に引きずり込まれていた俺は、もうすっかり、抜け出せないほど、沼っていた。死ぬ。死ぬ。死ぬ。まゆずみ。しぬ。しぬ。と、恍惚としながら意識が飛びそうになった時、瀬那、と俺を簡単に犯す声を落とした黛が、首への圧力を緩めた。一気に酸素が取り込まれ、激しく咳き込み、そうしながら、彼の次の一手に早くも期待する。苦しい。苦しい。胸が痛い。喉が痛い。苦しい。まゆずみ。まゆずみ。次は何をしてくれるの。俺に何をしてくれるの。俺をどう喜ばせてくれるの。まゆずみ。まゆずみ。俺はもう既に黛のもの。黛のオメガ。まゆずみ。まゆずみ。次は何を。まゆずみ。
「あ、は、まゆずみ……、まゆずみ……、ごめんなさい、うなじ、かませて、ごめんなさい……。ひとりで、あそんで、へらへらして、ごめんなさい……。やくそく、やぶって、ごめんなさい……。こうふんして、ごめんなさい……。まゆずみ、まゆずみ……、ひとりで、たのしくなって、きもちよくなって、ごめんなさい……、ごめんなさい……」
息が吸えるようになったと同時に、俺は先程の黛の言葉責めに、時間差で、たくさん、たくさん、謝った。俺にそんなつもりはなかったとしても、黛の中では、俺はそんなつもりなのだ。それならば、俺はきっと、わざと、故意に、意図的に、項を噛ませたのだ。約束を破ったのだ。だから、謝罪する。悪いことをすれば謝罪。素直に謝罪して、素直に黛からの罰を受けるのだ。それで、俺は。そうだ、それで、俺は、満たされる。だから、俺の行動は全部、わざと、故意、意図的、策士。全ては黛に壊してもらうため。黛に構ってもらうため。黛に乱暴に躾をしてもらうため。
「あ、は、まゆずみ……、まゆずみ……、ごめんなさい、うなじ、かませて、ごめんなさい……。ひとりで、あそんで、へらへらして、ごめんなさい……。やくそく、やぶって、ごめんなさい……。こうふんして、ごめんなさい……。まゆずみ、まゆずみ……、ひとりで、たのしくなって、きもちよくなって、ごめんなさい……、ごめんなさい……」
息が吸えるようになったと同時に、俺は先程の黛の言葉責めに、時間差で、たくさん、たくさん、謝った。俺にそんなつもりはなかったとしても、黛の中では、俺はそんなつもりなのだ。それならば、俺はきっと、わざと、故意に、意図的に、項を噛ませたのだ。約束を破ったのだ。だから、謝罪する。悪いことをすれば謝罪。素直に謝罪して、素直に黛からの罰を受けるのだ。それで、俺は。そうだ、それで、俺は、満たされる。だから、俺の行動は全部、わざと、故意、意図的、策士。全ては黛に壊してもらうため。黛に構ってもらうため。黛に乱暴に躾をしてもらうため。