殺すように、愛して。
乗っている、黛は、乗っている、俺を、次から次へと、攻める。その手を緩めることのない黛は、名前を呼んで耳朶を噛み、耳殻を噛み、舌を這わせた。何か刺激を与えられる度にビクビクと体が揺れ、あられもない、はしたない声が漏れ出る。耳元で聞こえる息遣いとピチャピチャとした卑猥な水音にも、興奮を煽られた。ビクつく体を抑えられない。喘ぐ声を抑えられない。
何をされているのか分かっているはずなのに、なぜか何も分からないような、そんなふわふわした気分に陥っていた。耳が、熱い。耳が、濡れる。黛の、舌が、俺の、耳を、舐める。噛む。舐める。食む。舐める。俺の指を捕らえている手とは反対の手で、淫らに濡れた舌で舐めている耳とは反対の耳を、触る。摩る。弄ぶ。頭がぐちゃぐちゃになる。両手で押し退けられないことに、逃げ場のないことに、逃げられないことに、ああ、はあ、と熱い息が零れ落ちてしまうほど高揚した。
拘束、目隠し、耳舐め、耳責め。全ての行為が、剥き出しの欲を埋めていく。脳が、腰が、ぐらぐらと、ビクビクと、揺れて、蕩けていく。戻した後なのもあって、安易に呑み込めない唾液が顎を伝った。あまりの気持ちよさに喘ぐ合間に、まゆずみ、まゆずみ、まゆずみ。唇を淫猥に湿らせて。その存在だけで俺を惑わせる彼の名前を呼び続けた。瀬那、と黛は何度でも呼んでくれる。それが俺を壊していくと、壊れることを求めていると、知っているから、瀬那、可愛いね、耳、気持ちいいね、と嫌がらずにたくさん、たくさん、攻めてくれるのだ。
何をされているのか分かっているはずなのに、なぜか何も分からないような、そんなふわふわした気分に陥っていた。耳が、熱い。耳が、濡れる。黛の、舌が、俺の、耳を、舐める。噛む。舐める。食む。舐める。俺の指を捕らえている手とは反対の手で、淫らに濡れた舌で舐めている耳とは反対の耳を、触る。摩る。弄ぶ。頭がぐちゃぐちゃになる。両手で押し退けられないことに、逃げ場のないことに、逃げられないことに、ああ、はあ、と熱い息が零れ落ちてしまうほど高揚した。
拘束、目隠し、耳舐め、耳責め。全ての行為が、剥き出しの欲を埋めていく。脳が、腰が、ぐらぐらと、ビクビクと、揺れて、蕩けていく。戻した後なのもあって、安易に呑み込めない唾液が顎を伝った。あまりの気持ちよさに喘ぐ合間に、まゆずみ、まゆずみ、まゆずみ。唇を淫猥に湿らせて。その存在だけで俺を惑わせる彼の名前を呼び続けた。瀬那、と黛は何度でも呼んでくれる。それが俺を壊していくと、壊れることを求めていると、知っているから、瀬那、可愛いね、耳、気持ちいいね、と嫌がらずにたくさん、たくさん、攻めてくれるのだ。