殺すように、愛して。
したいことをして、してもらいたいことをしてもらって、だから、俺と黛は、ぴったりと嵌まる。アルファとオメガ。サディストとマゾヒスト。互いの存在が、第二の性が、互いの欲求を、異常な欲望を、これでもかというほど満たしていく。こんなの、癖にならないわけがない。他のどんなサディストなアルファと遊んだとしても、絶対、声も、言動も、プレイ内容も、フェロモンも、全部、何もかも全部、一切合切、黛とは比べられない。黛の足元にも及ばない。黛に勝る人なんていない。俺は黛しか考えられない。オメガである俺の番は黛だ。もう黛だけだ。どんな俺を見ても引かずに受け入れてくれるのは、黛だけだ。黛しかいない。黛となら、安心して、遊べる。寂しさを埋められる。黛、まゆずみ、もう、噛んで。項を、思い切り、噛んで。番になるまで。噛んで。噛んでほしい。噛んでいい。ああ、あは、まゆずみ、まゆずみ、なめてる、みみ、さわってる、みみ、きもちい。きもちい。まゆずみ。
耳の感覚がなくなってしまいそうなほど舐られ、嬲られ、ああ、ああ、と垂れる涎をそのままに喘ぎ散らし、脳を蕩けさせる。まともな思考を保てなかった。訳が分からなくなっていた。ただただ気持ちいいと感じるだけだった。気持ちいいことしか考えられなかった。それだけで達ってしまいそうだった。ずっと、ずっと、達く寸前を行ったり来たりしているかのようだった。全身の神経がぶっ壊れていた。馬鹿になっていた。俺はただの淫乱だった。
官能を煽るだけの音を響かせていた舌がゆっくりと離れ、はあ、あ、まゆずみ、と決して綺麗ではないだろう唇を閉じて開き、そうしたところで、耳の内側も外側も弄り倒していた手が、するすると輪郭を辿るように少しだけ下がった。下がって、包帯の巻かれた首を触り、そして、絞める。じわじわと力を入れて、絞める。あ、は、と両手で黛の腕を掴むこともできず、されっぱなしの首絞めに恍惚とする俺の耳元で、瀬那、と彼は脳に直接語りかけるように、壊れかけた俺に告げた。
耳の感覚がなくなってしまいそうなほど舐られ、嬲られ、ああ、ああ、と垂れる涎をそのままに喘ぎ散らし、脳を蕩けさせる。まともな思考を保てなかった。訳が分からなくなっていた。ただただ気持ちいいと感じるだけだった。気持ちいいことしか考えられなかった。それだけで達ってしまいそうだった。ずっと、ずっと、達く寸前を行ったり来たりしているかのようだった。全身の神経がぶっ壊れていた。馬鹿になっていた。俺はただの淫乱だった。
官能を煽るだけの音を響かせていた舌がゆっくりと離れ、はあ、あ、まゆずみ、と決して綺麗ではないだろう唇を閉じて開き、そうしたところで、耳の内側も外側も弄り倒していた手が、するすると輪郭を辿るように少しだけ下がった。下がって、包帯の巻かれた首を触り、そして、絞める。じわじわと力を入れて、絞める。あ、は、と両手で黛の腕を掴むこともできず、されっぱなしの首絞めに恍惚とする俺の耳元で、瀬那、と彼は脳に直接語りかけるように、壊れかけた俺に告げた。