殺すように、愛して。
鼓膜を攻めるように耳を攻めていた黛の唇が、舌が、息が、口端から垂れる俺の唾液を絡め取った。見えないせいで次の行動を読むことができず、ビク、と僅かに肩を揺らしてしまいながら、あ、あ、と酸素を求めるように喘いで、啼いて。首を絞められたまま、淫靡に濡れているであろう唇に噛みつかれることを期待した。キスがしたい。黛と、このまま、キスがしたい。でも、黛は、わざと、焦らすように、避けていた。まゆずみ。まゆずみ。きすがしたい。してほしい。焦らされれば焦らされるほど、唇の感度すら知らぬ間に上がっていくよう。
唾液を舐め取られ、その後すぐ、拘束した手に指を絡めていた黛の手が、するりと離れた。手のひらに感じていた彼の温度がなくなり、切なさを孕んだ声が出る。まゆずみ。まゆずみ。そればかりの脳内を、零れ落ちたまゆずみを、もう一度嵌め直すように、彼は離したその手で、絡めていたその指で、俺の下唇をなぞるように触った。高められていた感度が弾けるように、全身が無意識に跳ねる。期待してる瀬那、可愛いね。その言葉と共に、撫でるように触れていた黛の指が、唾液が外に出られる程度に緩く開かれた俺の口内に悠然と侵入した。熱く濡れて解れていた口はすぐに開き、黛の指を容易く受け入れる。二本、突っ込まれ、舌を中心に口腔全体を犯された。
首を絞められたまま口内を掻き回され、あ、う、と掠れたような、潰れたような、そんな声が引き出される。舌で掬われたばかりなのにまた流涎し、顔を汚す俺を、黛は、ただ、見ているだけ、のような、気がした。鋭い視線を感じる。俺は黛を見られないのに、黛は俺の全てを見ているのだと考えたら、笑みが溢れてしまいそうなほど、性的に興奮した。
唾液を舐め取られ、その後すぐ、拘束した手に指を絡めていた黛の手が、するりと離れた。手のひらに感じていた彼の温度がなくなり、切なさを孕んだ声が出る。まゆずみ。まゆずみ。そればかりの脳内を、零れ落ちたまゆずみを、もう一度嵌め直すように、彼は離したその手で、絡めていたその指で、俺の下唇をなぞるように触った。高められていた感度が弾けるように、全身が無意識に跳ねる。期待してる瀬那、可愛いね。その言葉と共に、撫でるように触れていた黛の指が、唾液が外に出られる程度に緩く開かれた俺の口内に悠然と侵入した。熱く濡れて解れていた口はすぐに開き、黛の指を容易く受け入れる。二本、突っ込まれ、舌を中心に口腔全体を犯された。
首を絞められたまま口内を掻き回され、あ、う、と掠れたような、潰れたような、そんな声が引き出される。舌で掬われたばかりなのにまた流涎し、顔を汚す俺を、黛は、ただ、見ているだけ、のような、気がした。鋭い視線を感じる。俺は黛を見られないのに、黛は俺の全てを見ているのだと考えたら、笑みが溢れてしまいそうなほど、性的に興奮した。