キミに伝えたかった二文字の言葉と99本の薔薇の花を。

「景!!!」



 そして、勢いよく飛びつく。


「り、りりりりちゃん!!!?」


 抱きつかれた景は何が起こったか分からず、ピシッと効果音がつきそうなぐらい固まり、つぎの瞬間真っ赤に染まった。
 

 あぁ、景だ。暖かいあの温もりを感じる。


 ちゃんと、ちゃんと・・・・・・景が生きてるんだ。


 あの日、届かなかった・・・・・・目の前で散ってしまった景が。


 本当に───────ここにいる。


 景の存在を確かめるように、りりは抱きしめてる腕に力を込めた。


 そして、景だけに聞こえるように言った。


「景・・・・・好き。」
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