続・23時のシンデレラ〜甘い意地悪なキスをして〜
「ダメだ、ちゃんと何があったか言えよ、それによっては、麗夜を警察に突き出すからな」
「颯っ、やめてよっ……痛っ」
「美弥、大丈夫か?」
大きな声を出したからだろうか、針を刺したような、頭痛に一瞬目の前が、くらりとした。
麗夜が、私のベッドに歩み寄ってくる。
「ねぇ……どうして、本当の事言わないのかな?」
「え?麗夜さん?」
「僕を失脚させる、いい機会だろ?そもそも、非常階段には、防犯カメラもついてる。君と揉み合いになってる僕の映像が残ってる筈だ。それに、弟の婚約者が、階段から落ちた原因が、以前から弟と確執のある僕だと、警察に突き出せば、少なくとも僕は、会社から去らなければならない」
ーーーー私は、俯いてしまう。麗夜さんを庇うつもりはないけれど、かと言って、麗夜さんを突き出すつもりなんて、私には更々ない。
「だって……颯のお兄さんだから……」
「美弥!」
私の名を呼んで咎める颯と、麗夜の瞳が、大きくなるのが同時だった。
「僕は、颯に兄とは思われてないよ。それに僕だって颯を弟だなんて思ってない」
「……それでも、私は羨ましいです」
私は、颯と麗夜の顔を交互に見つめた。
「颯っ、やめてよっ……痛っ」
「美弥、大丈夫か?」
大きな声を出したからだろうか、針を刺したような、頭痛に一瞬目の前が、くらりとした。
麗夜が、私のベッドに歩み寄ってくる。
「ねぇ……どうして、本当の事言わないのかな?」
「え?麗夜さん?」
「僕を失脚させる、いい機会だろ?そもそも、非常階段には、防犯カメラもついてる。君と揉み合いになってる僕の映像が残ってる筈だ。それに、弟の婚約者が、階段から落ちた原因が、以前から弟と確執のある僕だと、警察に突き出せば、少なくとも僕は、会社から去らなければならない」
ーーーー私は、俯いてしまう。麗夜さんを庇うつもりはないけれど、かと言って、麗夜さんを突き出すつもりなんて、私には更々ない。
「だって……颯のお兄さんだから……」
「美弥!」
私の名を呼んで咎める颯と、麗夜の瞳が、大きくなるのが同時だった。
「僕は、颯に兄とは思われてないよ。それに僕だって颯を弟だなんて思ってない」
「……それでも、私は羨ましいです」
私は、颯と麗夜の顔を交互に見つめた。