続・23時のシンデレラ〜甘い意地悪なキスをして〜
「会社さえ、上手くやれば、俺の好きにさせるって言ってたよな?大体、俺の結婚にアンタの許可いらねぇし!」
「確かに、経営者としては、腕を上げたな。今のところ仕事ぶりは合格だ。だから、お前が、何に金を使っても、どんな女性と付き合おうと自由にさせてきただろ」
康二は、白い煙を吐き出しながら、顎の下の髭を撫でた。
「じゃあ、約束守れよっ。言ったよな、俺は本当に好きな女と結婚する」
颯が、ダイニングテーブルに乗り出すように、肘を置いて身体をグッと突き出した。
「颯、別に美弥さんと別れろとは言ってない。お前が、女性をこの家に住まわせるなんて初めてだからな……正直驚いたよ」
「本気って分かった?」
颯は、康二から見て分かる様に、ダイニングテーブルの上の少し震えた私の両手に、大きな掌を重ねた。
康二は、鼻を鳴らすと可笑しそうに笑った。
「いや、お前も結局は俺と同じ道を歩むことになるんだなと思ってな」
「は?」
颯が、眉を顰めて、康二を睨みつけた。
「安堂の家に入ったからには、お前の結婚相手には、それなりの家柄が求められる。互いのメリットとなる様な、それなりの家柄のお嬢さんと結婚してもらう。別に愛人ならいくらでも作ればいい……失礼だが、美弥さんのご両親のお仕事をお伺いしても?」
「ふざけんなっ!美弥の両親は事故で亡くなってる。だから、俺が美弥の家族になりたいっ、それだけだっ!」
(颯……)
思わず、視界が、滲みそうになるのを私は、必死で堪える。
「確かに、経営者としては、腕を上げたな。今のところ仕事ぶりは合格だ。だから、お前が、何に金を使っても、どんな女性と付き合おうと自由にさせてきただろ」
康二は、白い煙を吐き出しながら、顎の下の髭を撫でた。
「じゃあ、約束守れよっ。言ったよな、俺は本当に好きな女と結婚する」
颯が、ダイニングテーブルに乗り出すように、肘を置いて身体をグッと突き出した。
「颯、別に美弥さんと別れろとは言ってない。お前が、女性をこの家に住まわせるなんて初めてだからな……正直驚いたよ」
「本気って分かった?」
颯は、康二から見て分かる様に、ダイニングテーブルの上の少し震えた私の両手に、大きな掌を重ねた。
康二は、鼻を鳴らすと可笑しそうに笑った。
「いや、お前も結局は俺と同じ道を歩むことになるんだなと思ってな」
「は?」
颯が、眉を顰めて、康二を睨みつけた。
「安堂の家に入ったからには、お前の結婚相手には、それなりの家柄が求められる。互いのメリットとなる様な、それなりの家柄のお嬢さんと結婚してもらう。別に愛人ならいくらでも作ればいい……失礼だが、美弥さんのご両親のお仕事をお伺いしても?」
「ふざけんなっ!美弥の両親は事故で亡くなってる。だから、俺が美弥の家族になりたいっ、それだけだっ!」
(颯……)
思わず、視界が、滲みそうになるのを私は、必死で堪える。