続・23時のシンデレラ〜甘い意地悪なキスをして〜
★ その恍惚とした、女の色気にあてられて、俺の身体は、熱が冷めるどころか、過熱する。

「ごめ……まだ、離してやれないっ……」

そのあと、どの位、美弥を強く揺さぶっていたか分からない。再び美弥が、達した後も、俺は、己の欲望を叩きつけるように、美弥の体を一心不乱に貫抜いた。何度も突き立てて、ようやく訪れた果ての手前で、美弥のナカから抜け出すと、欲の塊を外で吐き出した。

寝室の壁掛け時計は、とっくに日付が変わっている。

俺は、膨張していた熱が収まると、自分の体温をかき集めて、伝染させるように美弥を強く抱きしめた。

「美弥、身体キツくなかった?」

こんなことを確認する位なら、手加減してやればいいのに、最後の方は、ほぼ手加減できなかった。マジで中学生のガキみたいだ。ただ美弥のヤキモチが嬉しすぎて。

「うん、大丈夫だよ」

何度も触れ合った唇は、しっとりと濡れていて、唇を濡らせたまま、微笑む美弥は、色っぽい。美弥が、呼吸を落ち着かせながら、俺の瞳をじっと見つめた。

「……ねぇ、颯」

「どした?」

美弥は、肩でしていた呼吸がようやく収まってから、俺の頬に触れた。

「クリスマスね……一緒に過ごせる?」

俺は、待ち構えていた質問に、口角をあげながら、美弥の髪をそっと梳かすように撫でる。
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