続・23時のシンデレラ〜甘い意地悪なキスをして〜
★ 寝室の壁掛け時計の秒針に重なるように、互いの吐息が、白く揺れる。

「アッ……颯っ……」   

「気持ちっ……美弥っ……」

吐息も身体も心臓も混ざり合って、何も考えられない。ただ、美弥が欲しい。もっと近くに抱き寄せて、強く揺さぶって、もっと奥に俺を刻みたい。

美弥は、俺の首に両手を回して、背中に爪を立てる。

「アッ……ンンッ……颯っ、きちゃうっ」

美弥は、両足を俺に絡めながら、もう何度となく小さな痙攣を繰り返している。

「良すぎて……離してやれ……ないっ」

美弥のナカは、俺をぎゅうぎゅうに締め付けながらも、もっと奥へと誘ってくる。

「美弥っ……締めんなっ」

思い切り最奥まで、突き立てても、美弥を何度イかせても物足りない。満ちていかない。全然足りない。

「颯っ、も、無理っ……アッ……」

美弥の呼吸が、浅く早くなり、ナカが更に狭くなる。ベッドの軋む音と水音に美弥の艶やかな甘い声が響き渡る。

「アッ……アッ…やぁ……颯っ」

「先、イケよ」

美弥の体が、一際大きくビクンっとしなり、美弥は、俺が、聞いたことがないような大きな声を上げた。

「は、颯……」

俺の首に回していた美弥の両手が緩められて、シーツに投げ出されると、美弥が肩で大きく呼吸しながら、俺の名を小さく呼んだ。
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