【短編集】婚約破棄から幸せを掴むまで
「どういう事でしょうか?」
「……だから、そのっ」
「レンティル様、説明をお願い致します」
今からシャーロット様と結婚をするつもりなのでしょうか?
では何故、わたくしとレンティル様は婚約しているのでしょう。
答えは一つ、レンティル様はシャーロット様に嘘をついているからです。
「……っ、リディア、ぼ、僕は」
レンティル様が口籠もっていると、シャーロット様がわたくしを指差しながら叫んでいます。
「この子とは金が必要だから、お金だけの目的で婚約するって……そう言っていたじゃない!!!」
「……お金、目的?」
「違うんだ!リディア……僕は君に惹かれて婚約をっ」
「…ーーー嘘吐きッ!信じられない!私とは結婚しないって事なの!?」
「勿論、シャーロットとはっ……いや、違う……でも!」
大粒の汗を額に浮かべながら、瞳を右往左往させるレンティル様……。
余裕と自信がたっぷりな態度はどこへやら。
いつもとは、まるで別人のようなレンティル様はシャーロット様を止めようと必死ですが、シャーロット様も自分の未来が掛かっているのです。
「……だから、そのっ」
「レンティル様、説明をお願い致します」
今からシャーロット様と結婚をするつもりなのでしょうか?
では何故、わたくしとレンティル様は婚約しているのでしょう。
答えは一つ、レンティル様はシャーロット様に嘘をついているからです。
「……っ、リディア、ぼ、僕は」
レンティル様が口籠もっていると、シャーロット様がわたくしを指差しながら叫んでいます。
「この子とは金が必要だから、お金だけの目的で婚約するって……そう言っていたじゃない!!!」
「……お金、目的?」
「違うんだ!リディア……僕は君に惹かれて婚約をっ」
「…ーーー嘘吐きッ!信じられない!私とは結婚しないって事なの!?」
「勿論、シャーロットとはっ……いや、違う……でも!」
大粒の汗を額に浮かべながら、瞳を右往左往させるレンティル様……。
余裕と自信がたっぷりな態度はどこへやら。
いつもとは、まるで別人のようなレンティル様はシャーロット様を止めようと必死ですが、シャーロット様も自分の未来が掛かっているのです。