【短編集】婚約破棄から幸せを掴むまで
顔を真っ赤にして大声で怒鳴る国王に、喜んで2人の関係を報告出来る状況ではない事を理解したのか、レイチェルは大人しくなった。
ホールデンは殴られた部分を押さえたまま動けなかった。
それでもホールデンに掴みかかり、再び殴ろうとするハワード国王に、騎士達が慌ててホールデンから国王を引き剥がす。
「ーーどれだけっ!どれだけお前は馬鹿なのだッ!!このっ!!こんなに愚かな奴だと思わなかった!!腑抜けるのも大概にしろ!」
「でっ‥ですが、父上!これには訳がッ」
溜息を吐いた国王は鋭い眼光でホールデンを睨みつける。
ホールデンは焦っていた。
どうにかして自分を正当化できる言い訳を探していた。
「あ、あの女は‥レイチェルを虐めて毒を盛って殺そうとした悪女なんです!」
「‥‥」
「っ、なぁ、レイチェル?」
「そうですわ!ノエリアは私を虐げて酷い目に合わせたんです!」
「ホールデン‥‥1つ聞こう。ノエリアが本当にそんな事をしていたと思うか?」
「え‥?」
「ノエリアにそんな暇があったのかと聞いているッ!!」
「そ、れは‥でも確かに」
「それに服毒して、よく飄々とお前の隣に立っていられるな‥‥‥レイチェル、そなたは本当に毒を盛られたのか?」
「‥ほ、本当です!」
「どっ、どういう事ですか!?」
「毒を慣らす際にどんな思いをした?すぐに元気に歩き回れたか?何日寝込んだ!?言ってみろッ!!」
「!!」
ホールデンは殴られた部分を押さえたまま動けなかった。
それでもホールデンに掴みかかり、再び殴ろうとするハワード国王に、騎士達が慌ててホールデンから国王を引き剥がす。
「ーーどれだけっ!どれだけお前は馬鹿なのだッ!!このっ!!こんなに愚かな奴だと思わなかった!!腑抜けるのも大概にしろ!」
「でっ‥ですが、父上!これには訳がッ」
溜息を吐いた国王は鋭い眼光でホールデンを睨みつける。
ホールデンは焦っていた。
どうにかして自分を正当化できる言い訳を探していた。
「あ、あの女は‥レイチェルを虐めて毒を盛って殺そうとした悪女なんです!」
「‥‥」
「っ、なぁ、レイチェル?」
「そうですわ!ノエリアは私を虐げて酷い目に合わせたんです!」
「ホールデン‥‥1つ聞こう。ノエリアが本当にそんな事をしていたと思うか?」
「え‥?」
「ノエリアにそんな暇があったのかと聞いているッ!!」
「そ、れは‥でも確かに」
「それに服毒して、よく飄々とお前の隣に立っていられるな‥‥‥レイチェル、そなたは本当に毒を盛られたのか?」
「‥ほ、本当です!」
「どっ、どういう事ですか!?」
「毒を慣らす際にどんな思いをした?すぐに元気に歩き回れたか?何日寝込んだ!?言ってみろッ!!」
「!!」