【短編集】婚約破棄から幸せを掴むまで
ノエリアがネストールと共にカリ王国を抜け出した後、国は大混乱であった。
ノエリアがレイチェルとホールデンに濡れ衣を着せられて惨殺されたことにより、ホールデンの無能さが証明された。

そしてノエリアを殺害した首謀者としてレイチェルとドロシーが罪人として牢に入れられた。
そしてドロシーはサイレン子爵とラランド前公爵夫人とノエリアを殺害した悪女として公開処刑された。
レイチェルは王太子を謀り、ノエリアを殺害した罪でドロシーと共に処刑された。

ラランド公爵とノエリアの弟であるハイメは、後悔に泣き暮れた。
ドロシーはハイメの母である前公爵夫人を殺した張本人だった。
ハイメは自分の母親を殺した女に甘えて、その娘を心から慕っていたのだ。

そしてノエリアを蔑ろにした事により、レイチェルとドロシーは更に過ちを繰り返した。
ドロシーとレイチェルに見事に踊らされて、自分の娘であるノエリアも殺された。

ラランド公爵とハイメの憔悴した姿は、見ていられない程に酷かったのだという。


王女ヘレンは1番の友人であるノエリアの死をきっかけに失踪。

王太子の座には、まだ幼いマルセルが就くこととなった。
ホールデンは処刑は間逃れたものの、何処にいるか誰も知る者はいない。

社交界は暫くその話で持ちきりだった。



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