落ちこぼれ白魔術師ですが、潜伏先の幻獣の国で賢者になりました ~絶対に人間だとバレてはいけない、ドキドキスローライフは溺愛付き~
そう言いかけたところで、外でずううんと振動が起こった。隕石が落ちたような、または、地割れがしたようなこの振動。これは救護所で感じたものと同じである。窓はなにか黒いものに全面を塞がれて、夜中のように真っ暗になっていた。
「王様が来たのかな?」
「そうみたい」
リンレンとホミは平然と言った。ヴィー、登場の仕方がいつも荒々しいんだけど。もっと静かに着地出来ないのかしら。内心で不満を巡らしていると、瞬時に窓が明るくなり、どんどんと扉が叩かれる。リンレンが扉を開くと、やはりそこにはヴィーがいた。
「パトリシア! 久しぶりだな!」
久しぶり? 一昨日会いましたけど? とは誰も言わない。
満面の笑みのドーラン国王に、そんな突っ込みを入れられるのは勇者だけである。
「こんばんは、ヴィー。なにか御用ですか?」
「う、うん。いや、ほら、救護所で会えなくなっただろ? だから、どうしているかと思って来てみたんだ。それに、アミュレットを作ってもらう約束もあったからな! おい……忘れていたのか?」
私のポカンとした顔を見て、ヴィーが衝撃を受けた。
「王様が来たのかな?」
「そうみたい」
リンレンとホミは平然と言った。ヴィー、登場の仕方がいつも荒々しいんだけど。もっと静かに着地出来ないのかしら。内心で不満を巡らしていると、瞬時に窓が明るくなり、どんどんと扉が叩かれる。リンレンが扉を開くと、やはりそこにはヴィーがいた。
「パトリシア! 久しぶりだな!」
久しぶり? 一昨日会いましたけど? とは誰も言わない。
満面の笑みのドーラン国王に、そんな突っ込みを入れられるのは勇者だけである。
「こんばんは、ヴィー。なにか御用ですか?」
「う、うん。いや、ほら、救護所で会えなくなっただろ? だから、どうしているかと思って来てみたんだ。それに、アミュレットを作ってもらう約束もあったからな! おい……忘れていたのか?」
私のポカンとした顔を見て、ヴィーが衝撃を受けた。