2次元で恋をする私の邪魔をしないでください
待ち合わせ時間から五分が経ちました。
待ち合わせ時間に遅れてくるってなに。
せめて連絡を入れろ。
やばい、絶対今日ロクナヒトイナイ。

さらに五分後。
「ごっめ~ん!遅刻しちゃった。待った?」
完全に悪びれた様子もなくごっめ~ん!の後に☆マークがついているように見えたのは私だけだろうか。

「雅、その謝り方は無いだろ」
「そうですよ、僕達遅刻してんですからね」
チャラい茶髪の男。
爽やかそうな男。
低身長の男。

「ほんっと、すいません!」

待って、低身長の彼以外見たことあるよ私。
「あ、この前の」
完璧に目が合いましたねハイ、下咲先輩。
「合コンとか参加するタイプなんだ~意外」
私の顔を覚えていたらしいチャラ男はニヤニヤしている。キモいぞ。
しかも忘れていたが雅くんとやらはお姉ちゃんの想い人らしい。
……マジか。
「...」
とりあえずにこにこと愛想よく笑う。
これも真白くんの為。真白くんの為。
特典のため特典のため。
決して低身長の年下のイケメンというのが真白くんに当てはまるからとかでは無いである。
ええ、決して。
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