2次元で恋をする私の邪魔をしないでください
くぅぅぅっなぜ隣に。
肩がちょこちょこ当たってる...当たってる...
絶対二の腕が当たってるスイマセンスイマセン。
心で謝っておく。
「ところでさっきから見てるよね、幸の事」
「ごフッ、」
またもや吹きかけたがなんとかこらえ下咲先輩に視線を移す。

にっこりと微笑む下咲先輩は何か確信した口調で私を覗き込んで小声で呟いた。
「一目惚れ?」
「違いますね」
それは即答だった。
真白君に似てるからつい見つめてしまうか言えるはずもない。
「え、本当に?」
「はい。まず(3次元の)男の人をそういう目で見れないです」
更に理由を付けて言うと目を見開いて私を見る下咲先輩。
そんなに意外なのかな。
「へぇ......」
すぐに表情は戻りいつもの爽やかな笑顔に戻ったから気のせいかも。

多分下咲先輩気を使ってくれたんだろうなあ。
お姉ちゃんと神崎先輩は盛り上がって私がぼっちだったから。
さっきから話題を提供してくれて私も話しやすい。
何気ない気遣いと爽やかでいい匂い、これはモテるよなあ..下咲先輩

チラッと何気なく盗み見をしたつもりだった。
そう、あくまで自然に。
ミルクティを優雅に飲みながらチラッと。
「ん?」
目 が 合 っ て し ま っ た 。
どうしたの?って言った感じで首を軽くかしげて笑う下咲先輩。
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