2次元で恋をする私の邪魔をしないでください
...反則だ。
イケメンには(二次元)で慣れてるはずなのに。
リアルで目の前にするとこう、やばい。
男の人もこうやって理性を維持してるんだな...
選択肢で毎回襲う方に向けてごめんなさい...
戦ってたんだね...今ならわかるよ...
あああああと頭の中で私が色んなものと格闘している時だった。

「隣失礼しまーすっ」
ストン、左側に重みが来た。
もちろんソファなので重みがこうね、伝わって。
...隣!?
思いっきり首を瞬時に動かしたら目が合いました。
ええ、しっかりと。
「あれ、幸。さっきまでゲームしてたのにやっと参加?」
呆れ混じりに右から声がして一瞬で右の方へ視線が移った。
「いやー、飽きたので僕も参加しようかなと思いまして」
飽きる、飽きないの問題なの...か...?
しかも、さっきまで合コン慣れしてない感じだったのに結構グイグイ来てない......?
「あ、もうちょっと詰めてもらえます?僕こっちギリギリで」
「あ、はい」
勿論私は詰めたけどそこまで真白くんの座るスペースの幅は縮まらなかったようであと少しともう一声かかる。
「ちょっと、幸。俺がギリギリになる」
「良いじゃないですか椎先輩のケチ」

二人のやり取りの間で挟まれる私。
真白くんの【ケチ】の言い方が可愛すぎて悶絶してる脳内の私。
学校の女子ならきっと、いや宏美なら喜ぶだろうこの状況。私は違う方で悶絶している。だがしかし、面積で幅を取ってる私からすると
イケメンとショタの2人に挟まれて+遠回しに
早く帰れよデブ(笑)って二人の声が聞こえて来る様だ。
場違いですよねわかります。
「あの...」
躊躇いがちに私を挟んで言い合う2人に我慢ができず
「そんなにここの席がいいなら、どうぞ」
そう言ったが早い私は素早くソファから立ち、向かい側のソファへと座った。
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