略奪女子ネット村
更なるステップへ/再び踊り場で





「あっ、野上君…」


「よっ!」


今日は20分ほど待った


「あの…」


「まず、返す。これ」


「うん。”お試し”終わったしね。念のためだけど、ケガとか病気とか、そういうのはなかったかな?」


「なかったな。そう滅多にあったらたまんねえしな」


おっしゃる通りだ…


マユリは心の中でそう力なくつぶやいた







「一応、言われた通りは毎晩やったよ」


「そう…。ありがとう。ちなみにどんな感じだった?」


これは恐る恐る聞いた


「…それが変な感じだった」


「どんな?」


「…アレ、続けるうち、なんていうか…。10回終えた後、体が妙に熱くなってよう」

「えっ…?」

マユリは思わず目をぱちくりさせ、きょとんとしていた







「性的興奮だったな、それ」


「…」


「お前なんかに言うと、ぶっ倒れるかもしれないけど、アレしねえと寝つけなかったわ。最後の3日間…。特に昨日は最高に興奮した。最後ってことだったからかもな」


マユリはすでに固まっていた…





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