病気と仲良し(仮)

世間体って大事なの?

そして、その生活ともやっと解放され社会人に。

偏頭痛や、貧血が度々起こるようになった。
顔色が、真っ白になるため、よく上司からは
『死人が歩いてるようだぞ』
と言われた。
貧血が起こる原因も良くわからず。
総合病院で検査をしても、原因がわからないので放置することとなる。

ただ、婦人科に回されたときに
水が溜まってる
と言われた記憶がある。

どこの場所で、どのようにまでは覚えていない。
体の不調は、続くばかりだったので、
産婦人科を受診。

症状を話したら
『ホルモンのバランスを崩している』
と言われて、3種類ほど薬を出された記憶がある。
確か、2週間分くらい。

それを義母に見つかり、怒られた。
「婦人科なんか行って!恥ずかしい。
世間ではどう見られるか分からないんだから。
もう、行かないでちょうだい。」
と激怒され、もちろん薬はすぐに捨てられた。
義母曰く『必要ないでしょ』
との事らしかった。

今考えると、周りから見ると体調悪く見えなかったからだと思う。

そんなストレスを抱えながらの生活も、ここまでで、すでに6年を迎えていた。

自分の心も疲れきり
どうしたらいいか分からなくなっていた時期となる。

そこで、決意した。

家出しよう。
もう、ここには戻ってきたくない。

夜、友達と遊びに行った後
家に帰る事をやめた。

そして、実家から離れ、他県に行くことになった。親には内緒で。

この時に、やっと自分の心が解放されたと思った。
< 3 / 8 >

この作品をシェア

pagetop