病気と仲良し(仮)

中学から高校まで〜心と体の変化〜

自分で体調の変化を自覚してから、度々熱を出すことがあった。

でも、一時的に38.0℃くらいに上がっては、すぐに下がる。
風邪のような感じもなく、ただ熱だけ。

もちろん病院などにも行かなかったし、薬を飲むこともない。
ただ、そういう日は寝てるだけ。

元気になっても、言葉ではうまく表せない違和感は、ずっと持っていた。

言葉にすると
「なんか、変なんだよな。」
としか、言えなかったけれど。

そんな毎日を送っていたからか、心が弱くなっていたみたいで、中学3年の時は特に『死』に関することを考えるようになっていた。

自分が死ぬんだろうか?
ではなく、
どうしたら、楽に死ねるんだろうか?
ということを。
そんな、沸々とした日々を数ヶ月過ごし、
「この場所から、逃げる事はできないか?自分が死ぬとやっぱり、父親は泣くだろうし」と思い、
ナ•ン•ト•カ•ナ•ル
と舵切りの方向を急に変えた。

高校に上がると、色んな事を悩み、ストレスが増えていった時期となる。

同じ歳の義理の兄がいたが、その兄とは、双子として育てられていた。
やっと、違う学校に通うことになり、学校生活は少しホッとできるかと思っていたが。

しかし、そう楽な方向に進むものじゃない。

学校でのいじめ
家でのいじめ

辛くても、逃げ場がない。
私の心はどこで休まるんだろうと思いながら、過ごした生活だった。

ストレスは日々強くなっていった。
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