二次元の外には、予想外すぎる甘々懐妊が待っていました
(もっと……欲しい……)

 香澄がそう思った時、リョウは香澄の唇に自分の唇をくっつけたまま

「いいよね」

 と囁いた。
 何が、と香澄が聞く前に、リョウは親指で香澄の右側の蕾を擦り始めた。

「可愛い声。もっと聞かせて」

 リョウは唇で香澄の顎、首筋を愛しながら、蕾を愛する指を止めない。
 初めて与えられる刺激に、香澄はどうしていいかわからなくなっていた。
 ただひたすら、言葉にならない声で反応することしか、できない。

「ここをこうすると、どんな声を聞かせてくれるのかな」
「……え?」

 次は一体何をされるのだろうか。
 香澄が恐る恐る目を開けると、リョウの頭が胸元にあったことに驚いた。

「なっ、何をして……!」

 リョウの舌が、香澄の心臓に最も近い蕾を愛し始める。
 どんどん、香澄の体の中に快感が溜まっていく。

「イキそう?」
「……あっ……」
「イキそうみたいだね。いいよ、僕に委ねて」

 委ねるとはどういうことだろうか……、香澄の頭によぎった瞬間だった。
 リョウは、香澄の蕾を思いっきり吸い上げ、香澄からは今まで出したことのない、体の底からの絶頂の声が放たれた。
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