Flower black ~Side Story~




目の前で起きている光景は信じられないものだった。


男達はその人に手を1歩もだせずに、次々とその場に倒れていく。


ものの数分で、その人は男達をすべて倒した。



「ふー……よっわ……まあこんな小さな子供誘拐しようとしてるくらいだから、弱いに決まってるか……」



見ることしか出来ない俺にその人はゆっくり近付いてくる。


俺はビクッと肩を鳴らした。



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