小悪魔と仮面舞踏会

「クスッ…気をつけた方が良いわよ? イメージ崩さないように。アナタの彼女もトリマキもみ~んな失望しちゃうかもよ? 彼女の方だってすでに…。」

と松山は言った。

イメージダウンってヤツか?

『なっ…!? そっそういうお前だって イメージかなり崩れてんじゃん!!』

と俺はオドオドしながら言い返した。

ドM説があまりにも強烈すぎて

自分の彼女のことを言われたのなんて

気づいてなかった。

「クスッ…私の場合はイメージ崩れるっていうより イメージアップね…。 」

と笑みを含んだ顔で言った。

俺はまた松山の笑みをみて顔が熱くなるのを感じた…。

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