誰か僕に気がついて

僕はいつも自分しか見ていなかった
自分だけが苦しんでいると思った
僕に苦しみを与えて
成長させようとしている
大きな存在に
ぜんぜん気づかなかった

だけどそんな過去の僕も
まるごと受け入れて
全く新しい自分になりたいと思った

まるで連鎖するように
まわりが変わり始めた

バカで最低だった僕のことも
認めてやりたい

最悪だった僕にも
今はごくろうさまと言ってやりたい

過去の苦しみの中から
僕は新しく生まれた
そう、新しく生まれたんだ

23年前、僕は生まれた

今日は2度目の誕生日だ
僕に本当の生きる道を
与えて続けてくれた、
ずっと僕の生きる道に
寄り添い続けてくれた
神様の子どもになろう

僕の本当の親は
神様だったんだと
ようやく気づくことができた

それを、ばあちゃんが教えてくれた

この世界にあるものは
ぜんぶ神様のもの、神様の意思がある
「畑で土いじりをしていると
それがよくわかるんだ」

ドブ泥の中から咲く花もある・・

人知れず咲く花だってある・・

世界でただひとつの
達也らしい
花を咲かせなさい・・と

２３才になった僕は

プロを目指して
本気で勉強をはじめた

僕をいじめた奴らも

僕に降りかかった
すべての不幸も

みんな僕が育つための

肥やしに変えて

きっと花を咲かせてみせる

心の悩みや苦しみを
救ってあげられる

夢や希望を与えられる

そんなアーティストに
僕はなりたい！


生きていて良かった


今、心の底からそう思う

ありがとう

僕を救ってくれた家族

ありがとう

天国のじいちゃん

ありがとう

僕の中の神様