きみと3秒見つめ合えたなら
長いと思っていた1時間はあっと言う間だった。そして、普通に早瀬くんと話ができる私がいた。
「早かったな、意外と。
もう少し、相川と話したかったけど。
御山まで一緒してもいい?」
「うん。」
私ももう少し、早瀬くんと話したい。
あまりにストレートに伝えてくるので、私も素直に返事をしてしまっている。
私達は電車に乗り込み、『湊』で乗り換えた。
そこから『御山公園』まで3駅。
あと3駅しか一緒に居られない。
「あ、山崎くんからの返信、忘れてた。」
『途中下車したの、気づかなかった。ごめん。1年には伝えておくから、ゴンちゃんには自分で連絡して』
『わかった。ありがとう。』
もう、みんな民宿についてるかも。
遅れたけど、ゴンちゃんに連絡。
すぐに返信が来た。
『無理すんなよ。ゆっくり来い。』
「嘘、上手くつけたみたい。」
私は早瀬くんにゴンちゃんのメッセージを見せた。
「うん。よかった。
オレと相川の秘密だから。」
今日の早瀬くんはドキドキすることばかり言う。
「秘密だから?」
「誰にも言わないから、安心して。」
「うん。」
ドキドキして、額が汗ばんできた。
「合宿中、もしかしたら、どこかで会うかもな。」
「そうだね、同じ御山公園だもんね。」
会えたらいいけど。期待して会えないと嫌だから、期待しないでおこう。
『御山公園、左側のドアが開きます。』
「早かったな、意外と。
もう少し、相川と話したかったけど。
御山まで一緒してもいい?」
「うん。」
私ももう少し、早瀬くんと話したい。
あまりにストレートに伝えてくるので、私も素直に返事をしてしまっている。
私達は電車に乗り込み、『湊』で乗り換えた。
そこから『御山公園』まで3駅。
あと3駅しか一緒に居られない。
「あ、山崎くんからの返信、忘れてた。」
『途中下車したの、気づかなかった。ごめん。1年には伝えておくから、ゴンちゃんには自分で連絡して』
『わかった。ありがとう。』
もう、みんな民宿についてるかも。
遅れたけど、ゴンちゃんに連絡。
すぐに返信が来た。
『無理すんなよ。ゆっくり来い。』
「嘘、上手くつけたみたい。」
私は早瀬くんにゴンちゃんのメッセージを見せた。
「うん。よかった。
オレと相川の秘密だから。」
今日の早瀬くんはドキドキすることばかり言う。
「秘密だから?」
「誰にも言わないから、安心して。」
「うん。」
ドキドキして、額が汗ばんできた。
「合宿中、もしかしたら、どこかで会うかもな。」
「そうだね、同じ御山公園だもんね。」
会えたらいいけど。期待して会えないと嫌だから、期待しないでおこう。
『御山公園、左側のドアが開きます。』