エリートSPはようやく見つけたママと娘をとろ甘溺愛で離さない
「とりあえず半年、続けるって約束するか?」

 和臣は真剣な眼差しで和にそう言った。

 和もそれに応えるような視線で、こくりと頷いた。

「うん。がんばる!」

 初めての習い事だ。

 それに初めて取り組むことだ。

 バレエ自体との相性、気に入るとか、楽しめるとか、そういったこともまずわからない。

 それに教室の雰囲気や先生、クラスメイトになる子たちとの相性もある。

 だからそれを見極めるために、梓と和臣で『とりあえず半年』と決めたのだ。

 でも和は迷わず頷いた。

 それなら親として応援するだけだ。

 それに、今日、和臣と二人で買いに来たのは、習い事に必要というだけではない。

 いいタイミングなので、誕生日プレゼントでもある。

 通うのは三月からということになったので、このタイミングにはぴったり。
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