巫女見習いの私、悪魔に溺愛されたら何故か聖女になってしまいました。

「どんな人が来るのか見たくて、頑張って起きてても、いつの間にか寝ちゃうの!」


「いつ来てるの? やっぱり夜中? いつ寝てるの?」


 子供達がエルを質問攻めにしている。今までずっと謎だったもんね。そりゃ気になるよねぇ。


「えっと、プレゼントを用意したのは僕ですが、配ってくれているのは僕の部下達ですよ。隠れるのがとても上手なんです。交代して配っているので、ちゃんと寝ていますよ」


 エルが丁寧に答えると、子供達は「すごぉーい!」「全然気付かなかったー!」「かくれんぼが上手なのね」とエルとその部下さん達を絶賛する。


「きれいなお兄さん、今日は髪が金色なのね。とてもきれい!」


 黒髪バージョンのエルを知っているエイミーがニコニコと笑顔で言うと、子供達も賛同するようにエルを褒めちぎる。


「ホント、キラキラしてお日様みたい!」


「背も高くてかっこいい! 俺もかっこよくなりたい!」


「絵本に出てくる王子様みたいね!」


「ホントだ! 王子様みたいだ! 剣使えるの? 強い?」


 次から次へと子供達から話しかけられ、エルが困ってしまっている。
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