巫女見習いの私、悪魔に溺愛されたら何故か聖女になってしまいました。
「そう言えば、私ってこれまで自分の属性を知らなかったんだけど、光属性なんだって! すっごく魔力量は少ないみたいだけどさ」
魔力量の少なさには正直がっかりしたけれど、基本の四属性ではなくエルと同じ原始の属性だったのは嬉しかった。
「何……!? お前誰に鑑定された!? 他に何か言われなかったか!? 身体におかしいところは無いか!?」
のんびりお茶を飲んでいたお爺ちゃんだったけれど、私が属性の話をした途端、驚きを隠さず慌てた様子で質問攻めにされてしまう。
「えっ!? え、えっと、鑑定したのはあの時神殿にいた司教達だけど……でも皆んなで鑑定してもわからなかったところに大司教が来て……」
「はぁ!? 皆んなで鑑定って……!! 何してくれとんじゃあのクズどもがっ!! 目ぇ潰しときゃ良かったぜっ!! 糞がっ!!」
(ひえー! お爺ちゃんガチギレしてるーーー!! でもこの感じ久しぶりー!)
お爺ちゃんがこうして怒るのは何度かあったけど、それも随分昔のように感じられて、怖さよりも懐かしさがこみ上げてくる。それに私のために怒ってくれているのがとても嬉しい。