巫女見習いの私、悪魔に溺愛されたら何故か聖女になってしまいました。

「さっきのすごくかっこよかったー!! ぼくもしりたい!!」


「騎士様と一緒に魔法を打つと黒いの消えるの?」


「僕達の魔法と違うのかな? 覚えるの難しい?」


 エル達の戦いっぷりに興奮し、すっかり涙が引っ込んだ子供達が、次々とエルに質問する。


「僕もシス殿に教えて貰ったのですが、六属性が力を合わせて攻撃すると、悪しき者は浄化できるそうですよ」


「えっ?! お爺ちゃんがそんなことを!? え、でも四属性はともかく、闇はエルで、光は……?」


「私です」


 返事があった方へ顔を向けると、ヴィクトルさんが挙手していて驚いた。


「ヴィクトルさん……?! 光属性だったんだ……! あ、だから神殿へ?」


「はい。アルムストレイム教は光属性を優遇する傾向にありますので、潜り込むには私が適任だったのですよ」


(な、なるほどー! そうか、ヴィクトルさん光属性かー。でもこの人ちょっと腹黒だよね。性格と属性って関係ないのかなぁ……)


 ……なんて失礼なことを考えていると、騎士団員さんが慌ててエル達を呼びに来た。
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