麗しの薔薇
「───私、風雅に入ります。」
翌朝、総長 東雲蘭の席の前で私は堂々と告げた。
私の発言にクラスはざわめく。
無理もない。昨日話したのは幹部たちだけ。
他の風雅のメンバーや学校の人はこの事を今知ったのだから。
「……歓迎する。」
短く一言。でもその一言によって、私は風雅の一員となった。
「リリたん〜!!これで仲間だね!やった〜!」
三鷹くんはとても嬉しそうに飛び跳ねている。
教室も、どうやらここには風雅のメンバーしかいないようで雄叫びがそこら中であがっている。
「花菱さん、これからよろしくお願いしますね。」
柊木くんはこれまた綺麗すぎる笑顔を向ける。
この選択が良いものかは分からないが、私の目的のために使えるものはなんでも利用する───
