初色に囲われた秘書は、蜜色の秘処を暴かれる

 キスを繰り返しながらブラウスのボタンを外し、ちらりと見えた下着を確認した貴糸は満足そうに頷く。

「今夜も勝負服しっかり着ているみたいだね、黒いレースだなんて俺を煽っているとしか思えねぇ」
「うっ……会社で脱がせるのやめてくださいっ。あとでおうちに帰ってから……っ」
「ちょっと見るだけじゃねぇか。頑張って仕事を終えた俺へのご褒美にスカートのなか見せろや」
「いーやーでーすー!」

 毎日が勝負服と言ってスーツの下に彼が喜びそうなランジェリーを潜ませている樹理を抱きしめて、貴糸は幸せそうに微笑む。
 強面社長が笑うと可愛いと知っているのは、初恋相手で結婚したいくらい大好きな専属秘書、ただひとり。



“hatsuiro hisyo x mitsuiro hisyo”―――fin.
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