極上パイロットはあふれる激情で新妻を愛し貫く~お前のすべてが愛おしい~
サークルでは自分から話に加わる姿も見られず、おとなしくて消極的な子だと思っていたので驚いた。
「かばったんだ……」
「自分はなにを言われても耐えてるのにね。優しい子なんだろうな。なんだ岸本、気になるのか?かわいいもんな」
井上がニヤニヤ笑うのでにらんでおいた。
同じ大学の後輩なのだから、気にならないわけがない。
ただ、夏目は自分の進みたい道を選べたんだな、とホッとしていた。
サークルで話したとき、『私の生きる道はもう決められているんです』と悲しげに漏らしたことがあったからだ。
詳しく聞きたかったけれど、彼女はそれ以上口を割らなかった。
それにしても、あの日は俺を待っていたのだろうか。
でも、俺が前を通過してもピクリとも動かなかった。
偶然見かけただけで、別の男を待っていたのかも。
「夏目って彼氏いるの?」
「やっぱり来た、その質問」
「かばったんだ……」
「自分はなにを言われても耐えてるのにね。優しい子なんだろうな。なんだ岸本、気になるのか?かわいいもんな」
井上がニヤニヤ笑うのでにらんでおいた。
同じ大学の後輩なのだから、気にならないわけがない。
ただ、夏目は自分の進みたい道を選べたんだな、とホッとしていた。
サークルで話したとき、『私の生きる道はもう決められているんです』と悲しげに漏らしたことがあったからだ。
詳しく聞きたかったけれど、彼女はそれ以上口を割らなかった。
それにしても、あの日は俺を待っていたのだろうか。
でも、俺が前を通過してもピクリとも動かなかった。
偶然見かけただけで、別の男を待っていたのかも。
「夏目って彼氏いるの?」
「やっぱり来た、その質問」