俺様社長は純情な田舎娘を溺愛する 〜その後のエピソード〜

「果穂、今更だけど、今日のワンピースなんかいいね。
俺からの視界からだと胸元が見えて、
結構、唆られるんだけど。」
翔が、揶揄う様にそう言うと、
果穂はパッと胸元に手を置いて隠す仕草をする。

「えっ⁉︎下着、見えてる?」
心配そうに見上げてくるから、堪らなく意地悪したくなる。

「見えるか見えないかのギリギリだから、
余計クルんだけど。」
果穂は首を傾げて、クルとは?とはてな顔。

「いや、こっちの話し。
そのワンピース、男心くすぐってるから、
俺と2人の時以外は着ちゃダメだよ。」

「それは、ちょっとは大人っぽく見えるって事?
例えば、戸川さんみたいな大人な色気出てますか?」

大人な色気⁉︎
果穂には必要無いと思うが…

「それは…俺が欲情するかって事?
それなら毎日してるから、どんな服でも果穂は果穂だし、果穂じゃなきゃ欲情しない。」

ポッと頬を赤くして俯いてしまう。
俺の妻はとても純粋で、とても可愛い。

ヤバいな。今夜は寝かせてあげられ無いかもしれない。
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