卯月と初恋が訪れる
段々とクラス分けの掲示板が近づいてきた。




私はその掲示板まで駆け寄った。




立花らる、立花らる…、あった!1年3組かぁ。





…ついでに2人のクラスは…、って、真上に立花てるって書いてあった…。




水瀬みちるは…




「…」




みちるが私の肩を叩いた。




「らる、同じクラスだね。」




みちるはにっこりした。




あれ、私の高校生活…、もしかして終わった?




「あ、僕挨拶あるから先行くね」



「え、なんの挨拶?」




「新入生代表〜」




知らなかった。




って、みちると2人になっちゃった。




「らる、俺同じクラスになれて嬉しいよ」




「私は悲しい」




「大丈夫、楽しい高校生活になるようにするから、俺が。」




「…」
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