研がれる私/長編エロティックミステリー
決行⑤



石渡と決めたここでの段取りはこうだった

まず、私のベッドインのライン確認後、約10分して404号室へ侵入開始…

やはり、静かな前戯のうちじゃあ、侵入者だと感づかれる恐れがあると判断したんで…

となれば、10分である程度カレを燃えさせないと

ちょっと時間足んない気はするが、彼らの作業時間を考えるとそうものんびりできないし…


***


部屋に入るのは高石と石渡二人とし、その間、石橋は外で待機する

当然、室内では高石が持参した薬物を康友のシャンパン入りグラスに混入し、石渡が見張り役だ

と言っても、性欲のカタマリちゃん・石渡のプーは私たちのエッチ、覗き見してるかもだが(苦笑)

まあ、覗くにしても絶対バレずにやれって、今日は言っておいたが…


***


で、リビングのソファーには、私が座っていた場所にバッグを置いておく

つまり、その正面のグラスは私で、もうひとつのグラスがカレとなる

グラスを間違えられたんじゃあ、シャレになんないもん

で…、私たちが寝室に入る際は、必ず彼のグラスにはある程度のシャンパンが残った状態でということも申し合わせてあって、実際に私はそれを確認してのベッドインとする

従って、事前の打合せ通り、コトは事務的に済むだろう


***


その作業は高石が5分としたので、私はベッドイン後、石渡にラインを送って15分+2分経ったら彼らが退散したと想定し、カレとの行為の工程配分に沿って愛し合う…

その後はある程度その場の流れに任せるが、一応前もって伏線を敷いた通り、ベッドを出たら二人でシャワーを浴びるつもり

で…、出る時も一緒

単独だと、残ったシャンパン飲まずに捨てられちゃう可能性もあるし

うん…、ここ辺りが一番の流動的要素を含むわね

やはりね…




< 108 / 127 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop