研がれる私/長編エロティックミステリー
決行⑥



外の彼ら3人は、”この段階”を想定通りにクリアしたライン送信を待ってる時、さぞピリピリしてるだろうね

まあ、私も気を抜けないわ

うまく誘導しなきゃ…

油断は禁物よ

なにしろ…


***


一応、これを乗り越えれば、あとはリビングで再度乾杯して康友にシャンパンを飲ませるだけよ

そして、薬が効くのを待つ…

”無事”カレが眠ってくれたら、最終のライン送信で3人を中に入れてその後の処置にかかる

さあ、そのシュミレーション第一段階に入ったわよ‼


***


二人はこれでもかってくらい、互いの体を抱き合った

いつもは貪るようだったが、この時は一体感、合体感…

それを求め合っていた

そんな表現が正しいような気がした…

激しいけど、なんとも濃密

この肌と肌の触れ合い感…

”作戦”のコトも忘れちゃいそうよ

「ルイ…!」

「ああっ…、康友…!」

今夜は、絶頂までに20分超ってところだった


***


愛と殺意が交錯した康友と宮本ルイによる、サスペンス映画さながらの、妖気漂う濡れ場シーン…

行為の後…、二人が服を纏ってる間に

私はさりげなくラインをチェックした

すると…、約10分前に”完了済”の絵文字が入ってたわ

どうやら高石は薬物を投じられたらしい

さあ…、ここからは第2段階に入るわ‼


***


「ねえ、条件反射で服着ちゃってるけど、シャワー浴びない?一緒に…」

私はちょっとネコナデ声で誘った

カレ、

「そうだな…。じゃあ裸のお前を抱いて行こう。さあ、脱げよ、お前も」

えっ…❓❓

それはちょっとまずいでしょ…💦

”あの二人”が出た後、玄関のカギ空いたままだし

浴室に向かう時、玄関を正面にするんだから、チェーンロックとれてんの、一目瞭然だよ

どうしよう…‼






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