研がれる私/長編エロティックミステリー
愛するが故…④
危険なニオイががプンプンな怪サイト、”すきま女優の館”の中でで完結させた、私が作り演じたストーリー…、その先を体感してみたい…
そう心に決め、サイトのオプションコースに乗っかって、結末以降の”舞台”を提供してもらった
それがスタートだった
何しろスーパー・ハードの危険大好き女を自負する私、宮本ルイは刺激に憑りかれた女だったから…
この胡散臭いサイトに行き着くのは、必然性があったと納得してた
***
そして…
愛するが故、愛しい恋人の命を奪わずにはいられない…
”これ”こそが。その更なる私の産み落とす続編のテーマだった
かくて、なんともイカレた設定での共演者探しとなり、まずは私の恋人を殺す共犯者役候補を4人に絞り、面接を行ったわ
高石トール、石橋ミチヒロ、石渡カズヒコ、そして…、石神康友…
いずれも刺激的な物語を作っていくには、それぞれ捨てがたい個性派の”男優”候補だったんだけど…
奇遇なことに、4人いずれも名字に石が付いてた
なおを言えば、そのうちの一人は石の神ってことだったわ
無論、面接の団塊では特段気にも留めてなかったけど!
***
私のストーリーの序章とも言える共演者選びの過程では、様々な予想外のハプニングが立て続けに起こり、紆余曲折を辿った末、互いに命を狙い合う私の恋人役は石神康友に落ち着いたわ
しかし…!
これは石神によって明かされたことだけど、4人が皆、実はサイト側の”雇われ”だったのよ、なんと!
要はやらせ、申し合せで、”序章”たる役者選びの”シーン”としたらいい
でも実際は、その中の石神が”仕切って”いた訳で…
彼は、”すきま女優の館”といういかがわしいいサイトのカラクリも私に明かしたわ
カレは端的に危険な男だった
なんとそのカレは、他3人の生爪を剥ぎ、実に凝った演出で”序章”を主導した
私は敢えて、それに乗っかった
今から思えば、そこが私の”分岐点”だったのだろう…
***
とにかくこの人とだったら、究極の刺激的ストーリーを作っていける…
そう感じたの
ところがカレは、そんな私のウキウキ感で収まる生易しい男ではなかった…
私はカレと接する度、新しい刺激をもらった
そして、徐々にカレの恐ろしく深い内面の沼が視界に入ってきた
私は知らず知らずに石神をリアルで愛していったようなの
ただし、あくまで愛するが故、殺すこコトを前提としてだったけど…
当然ながら!
***
モチ、私の描いた当初の設定どおり、愛しい”恋人役”の石神も私を愛するが故、殺意を抱き続ける…
この二人が、ついに序章を終え、”本篇”の突入を迎えた
その儀式(映画で言えば無事クランクアップを祈願するセレモニー?)を、昨日カレの部屋で終えるに至り、明らかに”私の中”が変わった
これって!
要は私と現実が織りなすカンケーが次元シフトしたとイコールに近い
そうなの…、私にとってのリアルとバーチャルの線引きは溶けたっってことなのよ、アハハハ~
***
一旦は、それって、石神康友という謎めいた危険な男の存在が、私の中で変化を遂げてきたことだと思い込んだ
だが実のところは、私にその本当の姿を垣間見せてきた…
そういうことみたい
カレは変わっていないし、仮に今私が接している石神康友が違う人間の中にいても、同一人物なの
そんな感覚…、ってことみたい
***
結論は、私が変えられた…、というか、変えられ続けている
おそらくそうなんだろう
ようやく昨日、それを私は悟ったのよ
そうとなれば、もうバーチャルも現実もさておきとなる
その上で、カレを殺す、本気で…
それでやる…
ここに、私の殺意はホンモノとなった…
危険なニオイががプンプンな怪サイト、”すきま女優の館”の中でで完結させた、私が作り演じたストーリー…、その先を体感してみたい…
そう心に決め、サイトのオプションコースに乗っかって、結末以降の”舞台”を提供してもらった
それがスタートだった
何しろスーパー・ハードの危険大好き女を自負する私、宮本ルイは刺激に憑りかれた女だったから…
この胡散臭いサイトに行き着くのは、必然性があったと納得してた
***
そして…
愛するが故、愛しい恋人の命を奪わずにはいられない…
”これ”こそが。その更なる私の産み落とす続編のテーマだった
かくて、なんともイカレた設定での共演者探しとなり、まずは私の恋人を殺す共犯者役候補を4人に絞り、面接を行ったわ
高石トール、石橋ミチヒロ、石渡カズヒコ、そして…、石神康友…
いずれも刺激的な物語を作っていくには、それぞれ捨てがたい個性派の”男優”候補だったんだけど…
奇遇なことに、4人いずれも名字に石が付いてた
なおを言えば、そのうちの一人は石の神ってことだったわ
無論、面接の団塊では特段気にも留めてなかったけど!
***
私のストーリーの序章とも言える共演者選びの過程では、様々な予想外のハプニングが立て続けに起こり、紆余曲折を辿った末、互いに命を狙い合う私の恋人役は石神康友に落ち着いたわ
しかし…!
これは石神によって明かされたことだけど、4人が皆、実はサイト側の”雇われ”だったのよ、なんと!
要はやらせ、申し合せで、”序章”たる役者選びの”シーン”としたらいい
でも実際は、その中の石神が”仕切って”いた訳で…
彼は、”すきま女優の館”といういかがわしいいサイトのカラクリも私に明かしたわ
カレは端的に危険な男だった
なんとそのカレは、他3人の生爪を剥ぎ、実に凝った演出で”序章”を主導した
私は敢えて、それに乗っかった
今から思えば、そこが私の”分岐点”だったのだろう…
***
とにかくこの人とだったら、究極の刺激的ストーリーを作っていける…
そう感じたの
ところがカレは、そんな私のウキウキ感で収まる生易しい男ではなかった…
私はカレと接する度、新しい刺激をもらった
そして、徐々にカレの恐ろしく深い内面の沼が視界に入ってきた
私は知らず知らずに石神をリアルで愛していったようなの
ただし、あくまで愛するが故、殺すこコトを前提としてだったけど…
当然ながら!
***
モチ、私の描いた当初の設定どおり、愛しい”恋人役”の石神も私を愛するが故、殺意を抱き続ける…
この二人が、ついに序章を終え、”本篇”の突入を迎えた
その儀式(映画で言えば無事クランクアップを祈願するセレモニー?)を、昨日カレの部屋で終えるに至り、明らかに”私の中”が変わった
これって!
要は私と現実が織りなすカンケーが次元シフトしたとイコールに近い
そうなの…、私にとってのリアルとバーチャルの線引きは溶けたっってことなのよ、アハハハ~
***
一旦は、それって、石神康友という謎めいた危険な男の存在が、私の中で変化を遂げてきたことだと思い込んだ
だが実のところは、私にその本当の姿を垣間見せてきた…
そういうことみたい
カレは変わっていないし、仮に今私が接している石神康友が違う人間の中にいても、同一人物なの
そんな感覚…、ってことみたい
***
結論は、私が変えられた…、というか、変えられ続けている
おそらくそうなんだろう
ようやく昨日、それを私は悟ったのよ
そうとなれば、もうバーチャルも現実もさておきとなる
その上で、カレを殺す、本気で…
それでやる…
ここに、私の殺意はホンモノとなった…