私が愛した人は…
行きたい所、結婚式どんな感じにしたいか、子供についても。

2人は欲しいねってなった。

この日は気付くと2人とも寝ていて、次の日はチェックアウトの時間までシていた。

ホテルを出て、私は通帳の名義変更をしないといけなかったので、銀行に寄ってもらった。

「鈴。帰りお袋が、本家寄ってくれって」

「わかりました」

手続きが終わり、本家に行った。

『結婚、おめでとう』

「ありがとう」

「ありがとうございます」

隼人さんと香純さんはいたけど、龍はまだ帰ってきていなかった。

「これ、結婚祝いね」

香純さんは、ご祝儀袋を渡してきた。

「ありがとうございます」

「ありがとう。いつものように、カードと通帳だろ?」

カードと通帳?

「あら、バレた?(笑)だって、祝儀袋には入らないし。昔、暁名義で作ってたのが余ってたから」

祝儀袋に入らない?

何の話?

「鈴、中見てみろ」

私は、祝儀袋をあけた。

本当に、カードと通帳が入っていた。

「えぇっ!?」

通帳を見ると、振り込まれた額が載っていたけど、金額おかしくない?

0の数、2つ多くない?
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