風と共に去らなかった夫になぜか溺愛されています
ハチリア王国の辺境伯として、国境の要として、その人生をハチリア王国へと注いでいたが、どこか心が錆び始めていたとき。そのようなときに出会ったのが、当時、十歳のグロリア。無邪気な彼女は、その辺の花を一輪、ウォルターへと手渡した。確かあれは、凱旋パレードか何かのときだ。
「やりたくないものはやらなきゃいいのよ。欲しいものは手に入れればいい。たったそれだけのこと」
十歳の子の言葉であるにも関わらず、ウォルターの心には突き刺さった。と同時に、彼女を手に入れたいと思った。あと数年もすれば、妻として迎えることもできるだろう、と。そして高慢な彼女を組み敷いて、その顔を歪ませてやりたい、と。
三度目までの人生では手に入らなかったグロリアだが、四度目の人生でこうして手に入れることができた。
けして彼女を手放したりはしない。そのために、隣国との争いを終わらせたのだ。この平和になった世界で、彼女の中に自分の昂ぶりを散らし、己の子を孕ませてやると、ウォルターはそう思っている。
「やりたくないものはやらなきゃいいのよ。欲しいものは手に入れればいい。たったそれだけのこと」
十歳の子の言葉であるにも関わらず、ウォルターの心には突き刺さった。と同時に、彼女を手に入れたいと思った。あと数年もすれば、妻として迎えることもできるだろう、と。そして高慢な彼女を組み敷いて、その顔を歪ませてやりたい、と。
三度目までの人生では手に入らなかったグロリアだが、四度目の人生でこうして手に入れることができた。
けして彼女を手放したりはしない。そのために、隣国との争いを終わらせたのだ。この平和になった世界で、彼女の中に自分の昂ぶりを散らし、己の子を孕ませてやると、ウォルターはそう思っている。


