壊れるほどに愛さないで
「美織全部分かってて、それでも僕は美織がいいんだよ。美織は何にも心配しなくていい。僕らの赤ちゃん、大事に育てよう?」
「ひっく……友也……」
「泣かないで。お腹の赤ちゃん、びっくりしちゃうからさ」
友也は私の頬に触れながら、左手の薬指の指輪をなぞった。
「じゃあ、僕、今から急いで仕事片付けて美織の着替え取ってくるよ。部屋の鍵借りるね?」
「えっと、うん。あれ、着替え?」
「あ、ごめん。そういや、まだ言ってなかったね。美織、今日から3日間の入院に決まったんだ。あとで野田先生もくるって、さっき担当の看護師さんが言ってた」
「私、入院するの?」
「うん。僕、明日から有給とったから、今晩から此処に泊まるつもり。だから美織は安心して」
友也は、私の髪を撫でると、もう一度抱きしめ直した。
「……本当に、心臓止まりそうだった……救急隊員から連絡あって、美織が運ばれたって聞いて……本当に良かった」
「友也……」
震える友也の背中を、私はぎゅっと抱きしめた。こんなにも私を大切にしてくれて、心配してくれて、何もかもを赦して丸ごと包んで愛してくれるのは、きっと友也しかいない。
「ひっく……友也……」
「泣かないで。お腹の赤ちゃん、びっくりしちゃうからさ」
友也は私の頬に触れながら、左手の薬指の指輪をなぞった。
「じゃあ、僕、今から急いで仕事片付けて美織の着替え取ってくるよ。部屋の鍵借りるね?」
「えっと、うん。あれ、着替え?」
「あ、ごめん。そういや、まだ言ってなかったね。美織、今日から3日間の入院に決まったんだ。あとで野田先生もくるって、さっき担当の看護師さんが言ってた」
「私、入院するの?」
「うん。僕、明日から有給とったから、今晩から此処に泊まるつもり。だから美織は安心して」
友也は、私の髪を撫でると、もう一度抱きしめ直した。
「……本当に、心臓止まりそうだった……救急隊員から連絡あって、美織が運ばれたって聞いて……本当に良かった」
「友也……」
震える友也の背中を、私はぎゅっと抱きしめた。こんなにも私を大切にしてくれて、心配してくれて、何もかもを赦して丸ごと包んで愛してくれるのは、きっと友也しかいない。