私を見つめる、危険な赤い瞳。
「…うん。俺と同じ高校の。」
「へっ?」
「転校して欲しい…。少しでも、俺のそばにいて欲しいんだ、ダメ?」
そんなことを頭をこくっとしながら、聞いてくるから、可愛いなんて…思ってしまった…
「全然いいんですけど、…お金は…」
…前の高校では…いじめられてたし、友達なんていなかったから…全然いいし…
私も…少しでも、霧斗くんの…近くにいたいからって、何考えてるんだろう…
「気にしなくていい。ありがとう」
気にしなくていいって、あそこの学校お金持ちが行く学校だから、すごくお金がかかるって聞いたことがある…